不動産取引Q&A #4 マンションの購入のメリットは?どういうマンションが資産価値があるの?

本日いただいたお便りを紹介します。売買マンションを考える上で重要な質問ですね。

質問:マンションの購入のメリットは?どういうマンションが資産価値があるの?

ペンネーム:もとさん(30代女性千葉県在住)

こんにちは!

最近、マンション購入を検討していて、購入のメリットや転売したときの価値について知りたいと思っているんですが、どんな点に注目すべきなのか教えてもらえると嬉しいです。

それから、都心の高需要な場所に近い物件が市場価値が高いと聞いたことがあるですが、実際にそうなのんでしょうか?また、郊外のタワーマンションでも資産価値の確保に期待できますか?

教えていただけるとありがたいです!よろしくお願いします。

ご回答:リセールバリューがある売買マンションに購入メリットあり

マンションの購入は、低利の融資で仕入れが安く資産価値が一定以上期待できるというリセールバリューを含めた資産形成+居住環境の快適性を狙うメリットがあります。賃貸物件に住むと資産は得られないわけで、資産形成効果がマンション購入のメリットです。

例えば非常に単純化した例だと、5000万円のマンションを購入して、15年住んだあと、ローン残債が、3000万というところで、4000万円で転売できれば、15年のマンション居住+現金が1000万入ってくるというケースを考えるとわかりやすいかもしれない。15年ローン負担(≒賃貸で考えると家賃)+諸経費(管理費+修繕積立金+固定資産税の月割分)を払った後に、多少経年劣化でマンションが値下がりしていても1000万の貯金がついてくるというわけです。賃貸で1000万の貯金を貯めつつ生活するのは難易度が高く、売買マンションのメリットにはいわば強制貯金のような効果があるという声もあります。一応大幅値下がりのリスクを勘案する必要はあります。

この転売時の資産価値のことをリセールバリューと業界では呼ばれます。購入するにはリセールバリューがあるマンションがおすすめということです。逆に、リセールバリューがないマンション購入は賃貸物件に住むという意思決定と資産購入投資という側面からは同じであるとも言えます。

さてそうなるとリセールバリューがあるマンションはどんなマンションかということになりますが、一番大きな要素は、大都市の高需要な場所(例えば東京都だと東京駅・大手町駅・新宿駅などの大ターミナル駅)に対して利便性の高い駅(一本で行けて時間もより短時間で行ける)の最寄り徒歩5分以内である点である。これが圧倒的に大きいです。

また、郊外だとどうなんだと言う話ですが、東京などの大都市でも郊外のタワーマンションなどのうち、地域一番のブランド・ランドマークとなる物件などであれば資産価値の確保に期待ができる場合があります。

そんなわけで上記の条件を満たすマンションは坪単価が多少高くても人気が出やすいわけですね。

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